基本方針
Basic Policy

基本理念

自己変革と地域社会の発展
人とのつながりを大切にしよう

スローガン

one for all, all for one
〜和の心と勇気を以て、一歩前へ〜

基本方針

第51代理事⻑ 鈴木 健司

平成という一つの時代が幕を下ろし、新たな時代が始まります。 昨年はお陰様を持ちまして当会は創立50周年を迎えることができました。半世紀もの長きに渡り、ご支援ご協力を頂きまして誠にありがとうございます。本年は次の節目である60周年へ、そして先を見れば100周年に向けての大事な一年になります。

同じ志をもつ仲間と共に、未来に向けて新たな一歩を踏み出します。

姉妹交流50周年を祝す―歴史を知り「人の和・迎えるこころ・感謝」を伝える

本年は中華民国台湾の鳳山國際青年商會と八日市場青年会議所の姉妹交流50周年を迎える年であります。1970年両会の先輩諸氏により姉妹交流締結が成され、国際情勢や社会情勢が変化する中で半世紀にかけて交流が続けられました。姉妹締結調印書には「両会の交流を通じ、両国の親睦と理解を深め、以てJC精神を昂揚し、両国文化の振興と世界平和に寄与する」とあります。

温故知新という言葉がありますが、特別な記念周年は通常の交流に加えて歴史を振り返り創始の思いや過去の交流を知り、この交流を代々受け継ぎ守ってこられた先輩諸氏の皆様に敬意や感謝の気持ちを伝えます。そして、台湾のメンバーとの交流はお互いの言葉が通じなくても、相手の文化を理解しようとする気持ちや相手を思いやる気持ち「迎えるこころ」を伝えることができます。また、人情や人の温かみという「古き良き日本人の心」を台湾のメンバーから感じることができ、両国では自然災害時にはお互いに援助し合い、助け合うという素晴らしい友好関係を成しております。この交流は『修練・奉仕・友情』のJC三信条の中で、「世界との友情」にあたり、両会の交流が国を超えた人と人とのつながりを学ぶ大事な機会といたします。

さらに、交流50周年をお祝いすると共に、これからもこの交流が続けられるように、「変えるべきところは変える、守るべきところは守る」気持ちを持ち、お互いに手を取り合い、交流51周年への道筋をつけます。
地域のリーダーになる為に自己変革をする―自己成長と郷土愛
「われらの愛する郷土、八日市場市は・・・」
1969年、八日市場青年会議所設立趣意書の冒頭はこの言葉から始まり、「地域社会をよりよき福祉社会に」する為にと先輩諸氏は立ち上がりました。昨年創立50周年を経過しましたが、今の我々と50年前の青年たちは時代の状況や背景は違えども、この地域に住み、この地域の為に何をすべきかを考えている心は決して変わりません。
現在、八日市場青年会議所は入会三年未満の会員が約半数を占め、青年会議所運動の理念や意義を認識せずに活動をしているメンバーが多くなっています。私自身も先輩から誘われるままに入会した為、「JCとは何の為の組織なのだろう?」と深く考えることなく活動して参りました。一年一年与えられた役職を遂行していく中で感じた私の答えは、JC三信条である『修練・奉仕・友情』を元に「明るい豊かな社会」の実現に向けて事業を行うことで私たちが地域の皆様に愛され地域を牽引するリーダーになることと考えます。そして、地域のリーダーとなりこの地域に恩返しをする為にも私たち自身が郷土愛を持つことが重要であります。

また、近年は世界情勢の変化、バブル崩壊後の失われた20年による経済の低迷、地域間の様々な問題が生じております。メンバー間においても多様な価値観の変化が生じており各々の仕事・家族・JC活動に使える時間のバランスを取ることが難しくなってきております。これはJCに対する当会のシステムを変えていかなければ存続できない時代に入 ってきたと推測すると共に、我々メンバー自身も変化をしていかなければなりません。自分を変えることができるのは自分自身です。自己成長を意識して過ごす一年と、何気なく過ごす一年のどちらが有意義になるかは明白であります。去年の自分より今の自分、今の自分より来年の自分というように、未来の成長した姿を意識し勇気を以て自己変革をします。

青少年育成事業の実施―自然に触れ合い、感じ、学ぶ

近年、少子高齢化や核家族化に加え待機児童問題など子どもたちを取り巻く環境は著しく変化をしております。そして、インターネットやSNSの普及により便利な生活を手に入れた一方で、友人関係の希薄化や言語を通したコミュニケーション不足からの協調性の薄れ、忍耐力の低下など子どもたちに様々な問題が生じております。

子どもたちに成長する機会を与えることは、私たち大人の責務であります。我々が2010年から実施しました青少年育成事業ホタル復活隊は2017年に継続終了となりましたので、本年からは新たな青少年育成事業を企画いたします。自然と触れ合うことで自然を畏敬する心や、一人ではなく友人や仲間と助け合うことで成功する体験を通して得られる和の心や、恐れずに一歩ずつ努力をすることで成功できる体験を通して得られる勇気や、お金では買えない圧倒的な感動と感謝の心を学ぶことのできる事業を提供いたします。

地域の為に、何が必要で、何をしなければならないのかを真剣に考え、行動する

私たちの活動エリアである匝瑳市・横芝光町・多古町の1市2町においては、2014年に発表されました「2040年までに消滅可能性都市896の自治体」の中に含まれているのが現状です。最近は「地方創生」という言葉も聞かなくなってしまいました。大都市一極集中が益々進み、逆に、地方は人口減少、少子高齢化問題が深刻に進み疲弊するばかりです。

私たちは青年経済人の一人としてこの地域に住み、仕事を行い、生活を営んでおります。まさに他人事ではありません。いかに若者世代が故郷離れせずに住んでもらえる為の方法や故郷を離れた若者が就職の為に帰ろうと思わせる地域になる必要があります。その為にも、「近隣都市を含めた雇用の創出」と「他都市に負けない魅力ある地域になること」の2つが重要です。「何もないまち」から「○○があるまち」というように、住んでいると気づかずに当たり前に思っている「もの」が他所から見ると珍しく「貴重なもの」になります。地域の長所に気づきこの地域だから出来ることをPRし知ってもらうことや郷土愛を持つ人を増やすことで定住へとつなげます。地域のニーズを調査し何が必要でどうすれば良いのかを真剣に考えることで、地域社会に貢献する事業をつくりあげます。

より良い組織として 円滑に進む手法を作成する

我々は20~40歳までの青年経済人としての団体であり経営者及び後継者が大半の組織であります。所属委員会はメンバー内で協力して社会背景を元に事業目的を定め手法を作り事業構築致します。そして、企画発案した事業を理事会にて承認して頂けるように、よりわかりやすい資料を作りプレゼンテーションを行います。体験する組織は会社組織に置き換えることができ、青年会議所は社会における模擬体験をする場となり、まさに実践練習する貴重な場であります。つまり、青年会議所活動を通じて社会人としての能力を自然と身につけることができます。

そして、私たちは青年会議所活動において給料をもらえるわけでもなく自らの時間を割いて行っております。ゆえに、限られた時間の中でより良く質の高い会議や事業を円滑に進める必要があります。時間は有限だからこそ時間の使い方を身につけます。

出会いの機会を提供する

JC運動を通じて行動することにより自然と成長する機会があります。しかし、人は自分の行動の過ちを気づくことは難しく、それは人から気づかせていただくことで自己革新へとつながります。人は人によって磨かれ成長いたします。JCの醍醐味の一つは出会いの機会です。これは千葉県の同志だけではなく、関東地区、日本各地、さらには世界とのつながりを得ることができます。成長する機会が眼の前に広がっております。新たな人に出会い色々な考えに触れることで自分を成長させます。人との出会いを恐れない勇気を以て一歩前へ行動いたします。

SDGs(持続可能な開発目標)を学ぶ

SDGs(持続可能な開発目標)は2015年にニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標であります。世界における気候変動や格差社会などの幅広い課題を先進国も途上国も全ての国が関わって解決していく目標です。事業を構築に伴いSDGsを意識し組み込むことで、私たちの事業が世界課題に向けた一歩となり世界中での協力体制の一部にいたします。

会員拡大の実施

青年会議所は20~40歳までの限られた年齢での活動となります。少子高齢化という社会問題と共に、地方における20~30代の人材は年々減少しております。当会メンバ ーの30数名では出来ることには限りがあります。一人でも多く会員が増えることは青年会議所活動の理解者を増やすことになります。また、会員が増えることは多くのアイデアが生まれ、より良い事業へとつながります。LOMの為にも地域の為にも会員拡大を実施します。

結びに

青年会議所運動において「明るい豊かな社会」をつくるとはどういうことなのでしょうか。それは、この地域の未来図を描きより良いまちにすることと、今のまちをより住みやすくすることと考えます。つまり、未来と現実の両輪をより良い方向へと進めていくことです。しかし、私たちの運動はいくら理想を語り実行しようとしても一人では何も出来ず、同じ志を持つ仲間がいなければ成り立ちません。 人と人とのつながりを大切にし、『One for all,All for one ~和の心と勇気を以て、一歩前へ~』のスローガンの基、地域の為に一年間邁進いたします。

事業計画

  1. 姉妹交流50周年に対する記念交流事業の実施
  2. 会員資質向上事業の実施
  3. 青少年育成事業の実施
  4. まちづくり事業の実施
  5. 34%以上の会員拡大の実施
  6. 公益社団法人日本青年会議所、関東地区協議会及び千葉ブロック協議会への協力